こんにたは。
おうちdeペットクリニックの渡邊です。

今回ご紹介するのは、
捨てられていた子猫を保護したとの連絡があり、伺わせてもらいました。

なんとまだ目を開けたばかりぐらいの猫ちゃんです。
保護したところには、箱とブランケットで巻かれていたらしく…
他にも数頭いた模様ですが、この子だけが保護できたとのこと。

まだ乳飲み子なので、まずはたらふくの栄養と保温が大事になります。
数日置かれていたのか、かなり痩せていた状況💦

ここで大事になるのが、
保護された方がお世話できるのか。
それとも、ヘルプを出さなければいけないのか。
という問題点が発生します。

今回は、幸いにも保護された方が飼うと申し出ていただけたので、すぐに栄養の補給のやり方などをレクチャーすることができました。

もしも飼えない場合は、お世話できる人を探すことも併せて行わなければなりません。

今回は、小学生のお子さんが保護されたとのこと。
命を救ってくれてありがとう。
この子のヒーローになろうね。
と、約束。
子猫用のご飯(離乳食)、ペットシーツなどを寄付させていただきました。

この子の兄妹ももしかしたらまだいるかもしれないと、明日ご家族で保護された場所を回っていただけるそうです。
当院としても、他の子が見つかった場合は対応にでます。

動物の遺棄は、動物愛護法で認められている犯罪行為にあたります。
警察への連絡、保護された場所への報告。なども大切な事項です。

こうならないためにも、飼い猫の避妊去勢は必須事項だと言っても過言ではないと考えています。
時に、男の子だからしなくて良いのでは？と考えられる方もいらっしゃいますが、その責任を他人に押し付けているだけになりません。
もしも迷われている方、また飼い猫が妊娠してしまったなどで困られている方もご連絡ください。
犯罪をしてしまう前に、一緒に考えましょう。

今回の子は、幸いにも点滴や集中治療が入る一歩手前で保護されています。痩せ方を見ると、命が助かるかどうかはギリギリのところかもしれません。
この命を繋げられるように、当院も全力で応援します。

おうちdeペットクリニック　渡邊